ヴァイオリンを頑張っている皆さん、こんにちは。
今日は楽譜の製本についてお話ししたいと思います。
曲の途中で譜めくりをしなければならない時、コピーをして譜めくりをしないで済むようにしますよね?
その場合、コピーした譜面同士を貼ると思うのですが、上手く貼らないとちゃんと畳めなくて、変なところに折り目がついてしまい、すごく見にくくなってしまう事があります。
そういうことがないように、製本の仕方について説明しますね。
使うのはキハラのページヘルパーというテープです。
もくじ
コピー楽譜の製本の仕方
ここでは、全部で3ページの曲を3枚つなげる方法について解説します。
楽譜をコピーする
まず楽譜をコピーします。
A4サイズにするのがオススメです。
隅の方がちょっと切れてしまう場合は、90%ぐらいに縮小しましょう。
2ページ見開きでA3サイズにおさまる場合はそれも良いですね。
A3サイズでコピーした場合は、譜面を中にして真ん中から折っておきましょう。
テープで貼る
コピーした譜面をテープで貼っていきます。
この時、表の面を貼るか、裏面を貼るか、迷ってしまうかもしれませんが、
キハラのテープのように、上から文字が書けるようなテープの場合は表の面、
ツルツルしたテープで貼る場合は裏面を貼った方が良いでしょう。
テープは上から下まで隙間なく真っ直ぐに貼ります。
チョンチョンと間隔を開けて貼るのはおすすめできません。
真っ直ぐに貼るのに自信がない場合は、3つぐらいに分けて貼っていくと良いです。
折り畳めるか確認
A4サイズの譜面3枚を並べて貼るか、A3サイズ1枚とA4サイズ1枚を貼って、横長の譜面ができたら、ちゃんと畳めるか確認しましょう。
畳んだ時に1ページ目が最初になっていればバッチリですね!
オススメできない製本の仕方
厚紙にそのまま貼る
コピー用紙は薄いので、譜面台にのせた時にちゃんと立たない場合があります。
そこで厚紙に貼ってしまう方がいますが、折り目が厚くなってしまうので、あまりオススメできません。
譜面を重ねて貼る
横幅を縮めたいために、譜面を重ねて貼ってしまう方がいますが、これもオススメできません。
横幅を縮めたい時は、面倒でもカットしましょう。
キハラのページヘルパーを使おう
キハラのページヘルパーは本当にオススメです。
元々は図書館の本の補修などのために作られた物ですが、楽譜を扱う人たちにも愛用されているようです。
テープの質、幅も何種類かありますが、P2というタイプがオススメです。
薄い和紙で出来ているので、楽譜の製本だけでなく、本の補修にも使えます。
まとめ
楽譜を製本する方法をご紹介しました。
譜面がちゃんとしていないと、練習にも身が入らないですよね。
私は以前、50ページぐらいのコピー譜面を製本していて、結構時間がかかってしまい、製本が終わったところで、譜読みが終わった気分になる事が良くありました(^^;
綺麗に製本して、効率よく練習したいものですね。