バイオリンを始めたばかりの頃は、弓を持つのにも一苦労ですよね?
左の指を押さえることに必死になっていると、弓を持っている手の形がめちゃくちゃになってしまったり、まっすぐに弾けなかったり…。
そんな初心者さんは、お助けグッズを使うといいかもしれません。
実際に私の生徒も使っているグッズもありますので、順番に紹介していきたいと思います。
弓の持ち方を矯正してくれるグッズ
弓の持ち方器具
・ボウ・グリップ・パートナーズ
弓のスクリュー(ネジ)を外して装着します。
人差し指と中指で挟む部分と小指を置く部分に分かれています。
付けたままだと弓がケースに入らないのが欠点です。
私の生徒が使っています。
・ボウ・ホールド・ボディ
こちらは一体型ですね。
ボウ・グリップ・パートナーズ同様、人差し指と中指で挟む感じです。小指を置くところがあります。
こちらも私の生徒が使っています。
・ボウ・メイト
スクリューと取り外さなくても装脱着ができます。
実物を見ていないので、どう付けるのかよく分かりません(^^;
右手小指の位置を矯正
・ピンキー・ホールド
小指を正しい位置に置くのに役立ちます。
装着が簡単なのも良いですね。
・ピンキネスト
こちらも小指を置く位置を正しくするためのものです。
正しい場所には置けるのですが、チューブの中に小指が入ってしまうため、弓先で弾く場合は少しやりにくいかもしれません。
以前、生徒が使ってました。
持ち歩きもできる弓の持ち方習得器具
Doodle Bow
初心者が弓の持ち方を覚えるときに、鉛筆ではなく、こちらを使うと便利です。
持ち歩きもできるので、勉強や仕事の合間に弓の持ち方の練習ができます。
ボーイング矯正器具
弓をまっすぐ動かせない人のための矯正器具です。
器具の間を弾くことにより、適切なボーイング操作ができるようになります。
・ボー・ライト
・バイオリン・ボウアー
ボー・ライトと似ていますが、ちょっと形が違いますね。
・ボウゾー
可動範囲が相当狭そうですね。
家での練習に便利な消音器
集合住宅などで、練習時に大きな音が出せない場合、駒に消音器を付けることで音が小さくなり、周囲に気兼ねせずに弾けます。
金属製の方がより音が小さくなります。
・金属製の消音器
・ゴム製の消音器
顎あてカバー
顎あてに汗がつかないように、楽器が滑らないように、カバーを付けると便利です。
・Vio Music 顎当てカバー
中に薄いスポンジが入っていて柔らかい。洗える。
Vio Music あごをすっきりと バイオリン/ビオラ用あご当てカバー(ブラウン)
・ACHIKOO バイオリンチンレストパッド
ブリッジタイプ(ゴムが2本)で素材は綿とスポンジ。
ACHICOO バイオリンチンレストパッド パッドショルダーパッド フィドルアクセサリー カバープロテクター 1/4 1/8 1/2 3/4 4/4 バイオリン用 4/4-3/4ブリッジタイプ
・オーダーメイドの顎あてカバー
こちらのお店では好きな生地で顎当てカバーを作ってくれます。
私は黒のタオル地で作ってもらいました。
まとめ
バイオリンの練習をする時に便利なグッズを紹介しました。
矯正器具はあくまで、どうしてもうまくいかない時に使った方が良いでしょう。器具に頼りすぎるのは良くありません。
家での練習に消音器を付けている方は、知らず知らずのうちに駒よりを弾いていることがあるので注意しましょう。
こちらで紹介した器具を使っても、なかなか上手く弾けるようにならないということもあると思いますが、少しでも練習の助けになると良いですね。